十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年12月号

特集/新店でめぐる2024年

レトロかわいい十勝(7)「癒やしのレトロスポット~古物編 古着屋 Red Light、アンティークチセ、タイムトンネル」

手持ちの洋服と組み合わせたコーディネートを提案してくれる庄司さん。仕事帰りの客も立ち寄れるよに21時まで店を開ける(営業日はインスタグラムをチェック)

Chai編集室スタッフお気に入り! 癒やしのレトロスポット
 忙しい毎日を送るChai編集室スタッフのパワーの源は、古くてかわいいもの!?スタッフお気に入りのスポットへご案内。

古物編 ランナーin
古着屋 Red Light
オシャレ度を高める古着がたくさん!

 年代を問わず雑多に服が並ぶ古着店には、掘り出し物が見つかるワクワク感が詰まっている。同店には、古着をこよなく愛するランナーが訪問。店主の庄司朱里さんがセレクトしたストリート、90年代のヒップホップなどメンズ服を中心とした古着がそろう。

 傷みなどで販売が難しい洋服は庄司さん自らがリメイク。異なる素材の生地を縫い合わせ、新しい商品へと生まれ変わらせる。オリジナルのロゴや手染めしたTシャツなど遊び心をくすぐる服と出合えるのも楽しい。Tシャツは700円〜と手に取りやすく、古着の敷居が高くないのもまたいい!

着用アイテム:〈アウター〉6,000円、〈ジーパン〉10,000円

200円~レコードも販売。昭和の歌謡曲など豊富な品ぞろえ

店主の庄司朱里さん


帯広市西4条南14丁目19- 寿ハイツ1F 2号室
営:13時~21時 
休:不定
インスタグラム



店主の末守さんはインテリアコーディネーターの資格を持つ。自宅に調和する一品を提案


アンティークチセ
欲しいが見つかるアンティークショップ

 人から人へ長い年月をかけて受け継がれてきたアンティークは、素朴だけどどこか温かみを感じさせてくれる。店内を彩る雑貨は、店主の末守恭子さんがイギリスを中心にヨーロッパで買い付けたものばかり。「商品との出合いは一期一会。ここにたどり着くまでの背景も想像しながら手に取ってもらえたら」とアンティーク愛にあふれたスタッフが出迎える。

スタッフの加藤絵美さん


帯広市西20条南5丁目2-6
Tel:0155・67・4811
営:11時~18時
木・金・土曜のみの営業



入店して右側が販売スペース、正面が展示のみの博物館。博物館は500円の入館料がかかる


おもちゃの館 タイムトンネル
所狭しとならぶお宝の数々

 店主の廣川克美さんが1970年頃から、約20年以上かけて集めたおもちゃたち。自宅で大切に保管してきた宝物を「日の目を見ないのはもったいない」と2006年に同店をオープン。ミニカーやブリキのおもちゃ、昭和の日用品など3000点以上のアイテムに圧倒される。


幕別町札内西町60-1
Tel:0155・66・5230
営:10時~17時
休:火・水曜

※フリーマガジン「Chai」2024年11月号より。
※撮影/辰巳勲、清田千裕。写真の無断転用は禁じます。