十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年12月号

特集/新店でめぐる2024年

おうちごはん塾(112)「春の菜の花ずし」

祝いの日を華やかに
<材料>(2人分)
(具)

◆鶏ひき肉…150g
◆ゴボウ…30g
◆干しシイタケ…1枚
◆ A ┬しょうゆ…大さじ1
   └砂糖…大さじ1
◆だし…1カップ

(煎り卵)
◆卵黄…2個
◆ B ┬砂糖…小さじ2
   └塩…少々
◆菜の花…1/2束
◆ C ┬サラダ油…少々
   └塩…少々

(すし飯)
◆米…1合
◆水…1カップ
◆ D ┬酢…大さじ1+1/2
   ├砂糖…大さじ1
   └塩…小さじ1/2

<作り方>
(1)具を作る。ゴボウは皮をこそげ、斜め3㎝の千切りにする。干しシイタケは水で戻し、粗みじんに切る。
(2)鍋に鶏ひき肉とAを入れ、パラパラになるまで煎り、(1)とだしを加えて落しぶたをし、汁がなくなるまで煮る。
(3)卵黄にBを加え、よく混ぜてから火にかける。粘りが出てきたら火から下ろし、粗熱が取れるまで混ぜる。
(4)菜の花は油と塩を入れてさっとゆでて水にとり、水気を取って2㎝の長さに切る。
(5)米はざるに入れ、30分たったら分量の水で炊く。炊き上がったら炊飯器の中にDを入れ、軽く混ぜて盤台に移す。(2)の具を入れ混ぜ、うちわであおいで照りをつける。
(6)(5)を器に盛り、煎り卵と菜の花を散らす。

<ポイント>
卵が満開の菜の花のよう。卵は、はしを5本ほど束ねて混ぜるとよく煎れます。

残った材料でもう1品!
【菜の花と貝の黄身酢かけ】
<作り方>

(1)菜の花1/4束はゆでて3㎝の長さに切る。
(2)ホッキ貝40gはさっと熱湯をかけそぎ切りし、ホタテの貝柱50gは厚さを半分に切って、しょうゆと酢少々を振って下味をつける。
(3)小さいボウルに卵黄1個、酢・だし各大さじ1、砂糖大さじ1/2、塩少々を入れ混ぜながら湯せんにかけ、とろ~りとなるまで混ぜて黄身酢を作る。
(4)(2)を器に盛り、(3)をかける。


<今回の先生>
料理教室講師 及川孝子さん



おうちごはん塾
家庭でも簡単に作れるメニューを3人の先生が紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2018年3月号より。
※写真/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。