酒場をめぐる冒険（３）「魅惑の横丁を訪ねて～いなり小路・串焼きふくろう、ちょい飲みやＢＯＮ、食堂Ｏ－ＳＡＫＡ－ＹＡ」
帯広市大通南８丁目９－２
帯広のレトロな２つの飲み屋横丁から、気になる店をピックアップ。横丁内で気ままにはしご酒を楽しんで。
豚肉の串焼き〈やきとん盛り〉１，９８０円、〈だし巻き玉子〉８８０円。やきとんは２種類の味噌と一緒に召し上がれ」
十勝では珍しい「やきとん」がウリの人気店
串焼き ふくろう
北の屋台を卒業し、いなり小路に拠点を移してから１周年を迎えるふくろう。屋台時代から好評の埼玉名物〈やきとん〉をメインに、焼き鳥や豚１００％の自家製つくねなどを提供する。運がよければ、豚１頭から１串しか取れない希少部位の〈上タン串〉を食べられることも。２２時以降限定の〈〆のやきとりそば〉６６０円もぜひ。
壁一面には、店主が集めたポスターがズラリ
店主の小嶋清剛さん
Ｔｅｌ：０７０・５６０１・０６０３
営：１８時～２４時
休：日曜
シマチョウで作る〈もつ煮〉６００円、〈つぶ煮〉５００円
軽く一杯が手頃な価格で
ちょい飲みや ＢＯＮ
「昼飲みできる場所が増えたら」という店主・小澤浩幸さんの願いを形に、正午からオープンする。日替わりメニュー１５品前後を用意。全メニューから選べるつまみ２品に好きなドリンクが付く〈ちょい飲みセット〉１，５００円は、平日１５時までの来店で１，３００円とお得！
開店前１１時頃にインスタグラムでその日のメニューを公開
スタッフの高橋悠さん
Ｔｅｌ：０９０・９５２７・４９７７
営：１２時～２１時
休：火曜
もっちりとした食感の〈京生麩の田楽〉１，０００円。左からもち、ヨモギ、あわ、ごま
関西仕込みの料理とノリの良さ
食堂 Ｏ－ＳＡＫＡ－ＹＡ
クラブメッドトマムの和食部門で腕を振るう大阪出身の店主・ＮＡＲＩさんが、オフシーズン（４〜６月、１０、１１月）にのみ開ける期間限定の店。どて焼や串カツなど関西仕込みの本場の味わいを満喫できる。京都の酒蔵から直接仕入れる日本酒は、北海道では出回らないという珍しい銘柄が多数。
６席とこじんまりとした空間。関西弁のノリが良い店主と話す時間も楽しい
店主のＮＡＲＩさん
Ｔｅｌ：０９０・１２０５・００３８
営：１７時３０分～ＬＡＳＴ
休：不定
※フリーマガジン「Ｃｈａｉ」２０２４年６月号より。
※撮影／辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。
酒場をめぐる冒険
「飲み会」という日常が戻りつつある今日この頃。いつもの居酒屋も落ち着くけれど、少し足を延ばして新規開拓をしてみませんか。夜の街に繰り出せば、“大人の冒険”のはじまりです。
