再発見！まちなか商店街（８）「Ｃｈａｉランナーが行く　気になるあのお店～高井商店」

壁一面に並ぶ皿や茶碗。昔懐かしいデザインからスタイリッシュなものまで。じっくり見て、お気に入りの一品を見つけたい

　大正１０年、香油や文房具を売る店として創業した老舗。現在は、調理器具や瀬戸物をメインに、業務用の鍋、有田焼や常滑（とこなめ）焼などの陶磁器から、海外製のティーカップなど数百点以上が所狭しと並ぶ。中には、３代目の高井寛さんがアレンジしたここだけのオリジナル商品も。植木鉢にライトを入れたランプや額縁に飾った温泉の湯口など目を引くものばかり。

調理器具は業務用から家庭用まで

え〜！何これ〜！

　実用性を重視し仕入れた商品の中には、年代が不明瞭な品物も。仕入れる際に、商品を包む古新聞の年号を見て何年代のものか推測する。「１００年以上経つ商品が混在しているかも」と高井さん。じっくり店内を見るほど、宝物に出合えるようでワクワクする。

店前のワゴンに気になるもの発見！

手のひらサイズ♪

オシャレー！

帯広市大通南９丁目１－２
Ｔｅｌ：０１５５・２３・２９９３
営：９時～１９時
休：日曜

※フリーマガジン「Ｃｈａｉ」２０２３年７月号より。
※撮影／鎌田廉平。写真の無断転用は禁じます。