十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年12月号

特集/新店でめぐる2024年

北十勝特集(4)鹿追町

わがまち 夏のみどころ
 昼間とは違う幻想的な夜の然別湖。風のない日は満天の星や月明かりが湖面に映されて、訪れる人々を魅了します!

大自然のアクティビティーに美術館 魅力たっぷり花のまち
 北海道で一番標高の高い湖「然別湖(しかりべつこ)」を有する鹿追町。大雪山国立公園に位置し、鹿追町市街から約28.5キロメートルの然別湖は、宝石に例えられるミヤベイワナが生息する自然湖として有名だ。町内はとかち鹿追ジオパークに認定されていて、エリア内からは新鉱物「北海道石」が発見された。自然豊かな町だけにアクティビティーも充実。乗馬にカヌー、熱気球。満足いくまで楽しめる。

 町内には二つの美術館がある。NHK「なつぞら」で一躍脚光を浴びた郷土画家、神田日勝の代表作を収蔵した「神田日勝記念美術館」と福原の創業者である福原治平氏のコレクションを一般公開した「福原記念美術館」だ。ともにコンセプトを持った展示をしており、多くの来場者の関心を引きつける。町内の「フラワーロード」では季節の花がきれいに咲き、歩く人の目を楽しませる。

開館30年を迎えた神田日勝記念美術館。代表作「未完の馬」をあしらった麦稈(ばっかん)ロールの展示と撮影をおこなう周年事業「『未完の馬』のいる風景プロジェクト」が注目される。(提供・神田日勝記念美術館)

SNSで「映えるスポット」として注目を集める然別湖「湖底線路」。遊覧船を冬に陸へ引き上げるためのレールで、晴れた日や風のない日には透明度が高く、線路が沈むような幻想的な風景になる。(提供・鹿追町)


◆わがまち自慢
カントリーホーム風景のでーでーぽっぽ

 濃厚でクリーミーな毎日食べたくなる味です。ぜひ食べてみてください!!

地域おこし協力隊 金澤里奈さん


観光情報は→こちらから

※フリーマガジン「Chai」2023年8月号より。
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