十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年12月号

特集/新店でめぐる2024年

再発見!十勝なまらグルメ(2)「ランチョ・エルパソ、ラ モトリス」

〈どろぶた粗挽き肉のボロネーゼ(サラダ付き)〉1,480円。豚肉たっぷりで食べ応えがある

★帯広畜産大学 南部さん 大浦さんおすすめ
【ランチョ・エルパソ】
どろぶたたっぷりの“肉旨”ボロネーゼ

 十勝が誇る銘柄豚「どろぶた」を育てる老舗レストランの、〈どろぶた粗挽き肉のボロネーゼ〉を紹介するのは帯広畜産大学の2人。同店の加工工場を見学した時にこのパスタを味わった。

 パスタソースには粗挽きのどろぶたがゴロゴロ。十勝産マッシュルーム「とかちマッシュ」も加えて、うま味たっぷりに仕上げた。生パスタは十勝産小麦を使用する。

 日替わりでクラフトビールが飲めるのもうれしい。入り口で販売するソーセージはお土産にも最適だ。

左:帯広畜産大学 南部さん 大浦さん 右:ランチョ・エルパソのスタッフ 河原崎拓也さん


帯広市西16条南6丁目13-20
Tel:0155・34・3418
営:ランチ11時~15時、
  ディナー17時~22時(LO30分前)
休:月曜




手前から〈モトリスサラダ〉と〈ジャージー牛カットステーキサーロイン〉。ランチコースで5,000円。ランチ、ディナーともにコース料理のみのため、事前予約を


★ハル隊長おすすめ
【レストランLa motrice(ラ モトリス)】
地元食材を詰め込んだ繊細な品々

 新得の隠れ家レストランのラ モトリス。紹介するのは、食べログで有名なハル隊長だ。同店のサラダを食べた時、「こんなに野菜がおいしいなんて」と心を奪われた。

 〈モトリスサラダ〉は、カレー風味のカリフラワー、紅くるり大根など約12種類の十勝産野菜が、宝石のように美しく皿に並ぶ。酸味が利いた2種類の特製ドレッシングもまた素材を引き立てる。

 メインはトムラウシ産ジャージー牛のサーロイン。噛めば噛むほど口の中でうま味が広がる。最後の一口まで味わいつくそう。

店主の伊東教雄さんと妻の琢美さん


新得町上佐幌西3線23-4
Tel:0156・64・2222
営:11時30分~15時(最終入店13時30分)、18時~(最終入店19時頃)


※フリーマガジン「Chai」2023年7月号より。
※撮影/辰巳勲、鎌田廉平。※写真の無断転用は禁じます。