十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年12月号

特集/新店でめぐる2024年

部活動に夢中!(3)「変わり種部活動~帯広南商業高等学校クッキング部・白樺学園高等学校芽室ジモト大学付属高校探求部」

若者支援団体Wewとかち主催「おびひろ子ども食堂」とのコラボ企画に参加。地域のボランティア活動も積極的に行う
「慎重に…」

03.帯広南商業高等学校 クッキング部
食を通じて地域貢献

 高校生を対象とした料理コンテスト「うまいもん甲子園」での優勝経験を持つ同部。レシピの開発や料理・食材の研究を行うほか、子ども食堂、地域企業とのコラボ商品など活動の場は多岐にわたる。

 取材日に参加した「子ども食堂」では、〈野菜とチキンのリゾット〉、〈トマトとレタスのツナサラダ〉など栄養満点の料理で人々の胃袋をつかんだ。次はどんなレシピでおもてなしするのかと思うとワクワクする。

どれも自信作


<生徒の声>
 子どもから大人まで幅広い世代に喜んでもらえるよう、さまざまなジャンルに挑戦して、レシピを増やしていきたい。


帯広市西21条南5丁目36-1
Tel:0155・34・5852



町内外から約500人が訪れた「めむクリ」。「芽室にも冬のイベントを」と企画から資金集め、会場設営、当日の運営をすべて手掛けた


04.白樺学園高等学校 芽室ジモト大学付属高校探求部
高校生の力が地域の人を動かす

 芽室町主催の人材育成事業「芽室ジモト大学」が今年4月、同校に部活動として新設。イベントの企画運営やボランティア活動など、生徒の興味や探求したいテーマを元に地域課題解決に向けたプログラムを展開する。

 部長の吉田隼都さんは「9月末か10月にハロウィーンイベント「めむハロ」の企画を考えている。食をメインに芽室を盛り上げたい」と力強く話す。ニューフェイスの今後の活躍に期待が高まる。

どれも最高の思い出!

企画運営ってわくわくする~!


<生徒の声>
 この活動をここだけで終わらせず、後輩にも伝承出来たら。クラウドファンディングなど新しいことにも挑戦したい。


芽室町北伏古東7線10-1 
Tel:0155・62・7411 

※フリーマガジン「Chai」2023年9月号より。