ＣＯＣＯＣＯＲＯ大西哲也のなまらおいしいひと工夫「超万能な味噌ダレ」

　かちまいをご覧の皆さま、こんにちは。クッキングエンターテイナーの大西哲也です。今日もよろしくお願いいたします。このコーナーはタイトルの通り、料理をおいしくする“ひと工夫”をわかりやすく解説します。「なぜそれをするのか」が理解できると、料理が簡単に・おいしく・楽しくなりますよ。

　みなさん、お料理にお味噌（みそ）を使っていますか？　僕は以前から、おしょうゆや塩は使っても、味噌は単体で使っても塩気が強いし、割と固体で混ざりにくいのもなんだか使いにくいと思っていました。しかし、少し手を加えて「味噌ダレ」にしておけば、すぐにいろいろな料理に使えることに気づきましたので、ご紹介します。

　まず、酒５０ミリリットル・みりん５０ミリリットル・砂糖５０グラムを鍋に入れて火にかけ、半分くらいになるまで煮詰めてから火を消して、そこに味噌２００グラムを入れてよく混ぜ合わせて完成です。簡単ですね。

　味噌に甘みとうま味を加えることで、そのままごはんや野菜につけてもおいしいし、野菜炒めや西京焼きにも使えます。程よく粘度がありながらも溶けやすいので、全体に味も回りやすいです。これをベースに、刻んだネギやショウガを混ぜたり、ラー油を入れてみたり、味噌マヨネーズだれにするとさらにバリエーションが広がってしまう、まさに万能な味噌ダレです。

　十勝は日本有数の豆どころ。私も「日本一の豆の町」を掲げる本別町に生まれ育ちましたので、改めてお味噌を使った料理も研究したいと思いました。

　今回の味噌ダレを使った料理のレシピもたくさん載っている「神だれ無限レシピ」も好評販売中ですので、書店で見かけたらぜひともお手に取ってみてください。

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