いいものｆｒｏｍトカチ（１０）「tokAchiAzuki（トカチアヅキ）の『牛のアクセサリー』」

　帯広畜産大学への進学を目指し、10代で初めて十勝を訪れたトカチアヅキの中家智子さん。畑と牛たちが織りなす壮大な風景に、一瞬で心を奪われました。何より〝緑に白黒〞という色のコントラストに「デザイン性の高さを感じた」と言います。

　個性的なアクセサリーは、クラフト用のプラスチック板「プラバン」で作られています。レジンを塗ってツヤと立体感を出し、裏にはレザーを貼るなどして上質感のある仕上がりに。じっくり眺めて、細部のこだわりを見つけるのも楽しみです。

　中家さんはシンプルかつ洗練されたデザインで、牛たちの魅力を多彩に表現します。遊び心を忘れない大人の女性にこそ、手にしてほしいアイテムです。

＜中家智子さん＞
大阪府出身、帯広市在住。帯広畜産大学に進学したのを機に、北海道で暮らす。子どもと挑戦したプラバン工作に熱中し、大好きな牛をモチーフにした雑貨制作に励むように。自身も牛グッズのコレクターで、「自分が使いたいもの、作っていて楽しいもの」を目指している。

＜tokAchiAzuki＞
ファームデザインズ畜大店（帯広市）、菜びより（幕別町・7月オープン）、かっこう料理店（更別村）などで販売。商品の問い合わせは「tokAchiAzuki」のインスタグラムで。オーダーの相談も可。

◆いいものｆｒｏｍトカチ
Made in 十勝の良質な雑貨を紹介するChaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2020年６月号より。
※写真／辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。